2010年 10月 09日
TRIP TO 1962! <KARMANN GHIA> |
ついに来ました!!
感激です!!!
1962年生産のカルマン・ギアです。
LAからの個体なのでもちろん左ハンドルです。
基本的にTYPE1をベースにした車なので以前乗ってたビートルと機能的には
同じなんだとは思うんですが・・・
さあ どうでしょうか?
まずはこの外観のデザイン
どこの角度から見てもファンタジックなかんじがします。
とても計算されたボディーライン
すべてのラインが全体的に絡み合ってストーリーを作り出している感じがします。
360度どの方向から見ても整合性がとれていて誘い込まれるようなフォルム
そして気持ちがなぜかしら高ぶってくるのです。
ビートルはそれはそれでよかったのですが
ちょいナナメ前から見た姿にスキがあるんですよねー
遠近法の関係で後ろが短く見える角度があるのです。
それに対して このカルマン
スキがあるとしたらこの真横から見た姿
でも全然かっこいいと思います
現代の車ではまず絶対ムリなデザインなんだと思います。
では中に乗り込んでみましょうか。
ビートルと違ってハードトップなため窓ガラスにフレームはありません。
そして同時代にしては3角窓もなく、当時は前衛的だったのでは?
しかしながらボディーに損傷があるカルマンはここに雨漏りの原因があるようです。
コンバーチブルモデルもあるため、乗り込んだ雰囲気はオープントップの車に近い印象です。
まさにハードトップというスタイルができた当時の意味合いがわかるような気がします。
シートは若干ローバックしていますが、見た目ほど全然違和感がありません。
中はビートルとは全然違いますね。
ビートルはフェンダーの部分があるので大きさは同じように見えますが、
室内は実は軽自動車より全然狭いのです。
幅が狭くて背が高いイメージですね。
それに対してカルマンは幅が広くなって背が低くなったイメージになります。
この車はかなりローダウンしているので、物凄く低く感じます。
ステアリングも古いナルディーのウッドのものなので、
昔のスポーツカーに乗ったかんじがしますね。
まるで60年代の映画のような・・・
そしてエンジンはいたってノーマルなため
空冷FLAT4のエンジンノートが心地よく聞こえます。
BOBのM社長が”この子は真面目にローダウンしてあるから意外と乗り心地がいいですよ”
と言っていましたが・・・
まさにそうなので正直驚きました。
アクセル、ブレーキ、クラッチが右端にまとまって寄っているため
最初は戸惑って、左足の置き場に困ったかんじがしましたが・・・
まあ乗っているうちに慣れそうです。
サイドウインドーを全開にして走ると気持ちがいいですねー!!
3角窓がないぶん、風は強制的には入ってきません。
昨日は天気も凄く良かったのでドライブ日よりではあったのですが、
オープンカーに乗ってるように、風が横から流れるように入ってくるのです。
これポイントです!!
海沿いや田舎のワインディングロードを走ってみると、
この低いコックピットから眺める世界が違って見えて、
いつもの道がとても愉しく感じられるのです。
これまずいですねー
きっと病みつきになりますよー!!
そうだ そうだ そうなんだ
こんな車が若い時は大好きだったんだ!
この車に乗っていると大満足でなにもかも忘れてドライブを愉しめる・・・
今時ないですねー
みんな家電製品みたいになってしまって・・・
いやー 本当にカルマンにしてよかった!!
これ正直な実感です!
まずは御宿を過ぎて部原の海岸へ
パーキングで停まって眺めてみたら
これ本当にカッコいいですよー!
惚れ惚れと眺める姿に変態の気配が・・・
海をバックにしても似合うし、
この写真のような場所でもGOODですね。
この子にはずっと乗るに違いないという予感が・・・
ジャックも新しい車にしては珍しく落ち着いて眠ってしまいました。
by peakcreative
| 2010-10-09 14:43
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